ママ活はその名の通りパパの逆バージョンで、女性が男性に対し対価として金品を提供することを意味します。
具体的には結婚して夫に物足りなさを感じている女性が、若い男性と食事や買い物をすることが挙げられます。
また一緒に映画に行ったりカラオケを楽しむことも、割と良くあるケースの1つだといえます。
あくまでもデート感覚で楽しむ女性が多い傾向
いずれにしても、本格的な男女関係に発展するとは限らず、比較的カジュアルかつライトな付き合い方をするケースが珍しくないです。
中には男女関係を深化させるケースもあるでしょうが、そうすると取り返しがつかなくなってしまうので、あくまでもデート感覚で楽しむ女性が多い傾向です。
つまり、肉体的な関係を目的とするよりも、夫とは違う男性と一緒に時間を過ごすことを目的としているといえるでしょう。
ただしママ活に厳密な定義はなく、活動内容は様々ですから、数時間程度のデートに留まるケースもあれば、お泊りで肉体関係まで行ってしまうケースもあるわけです。
ママ活という言葉の意味や使い方について
ママ活という言葉は、それを使う人によって意味や使い方が変わってきます。
女性の側が使う場合は、主に若い男性を求めており、一緒に過ごしてくれる人を募集する意味になります。
逆に男性だとお小遣いをくれる女性を求める意味となり、お小遣いを条件に希望を叶えるということになるでしょう。
その希望は女性によって異なりますから、男性が相手を募集する際には条件が設定されます。
例えばプランのようにコースを提示したり、コースごとに金額を設定するなどです。
それから最高でどこまで関係を深めることができるか、この点についても設定が行われることが多いです。
無条件に募集してしまうと、女性に肉体関係もOKと解釈されてしまい、実際に会った時に男性が押し倒されてしまう可能性があるからです。
だからこそデートの内容やお小遣いの金額、どこまでOKか条件を合わせて提示が行われます。
お金を出す女性の側には男性を選ぶ権利がある
当然ですが、お金を出す女性の側には男性を選ぶ権利があるので、男性は自分の魅力をアピールして募集します。
イケメンというのも武器になりますが、甘え上手でお世話したくなるような男性も女性にモテます。
この為、優しいママを求めているといって甘えたり、お金に困っているので助けて欲しいなどといって募集するわけです。
男性の側にも女性を選ぶ権利はありますが、大抵はお金を重要視していますから、多少の不満には目を瞑って女性の希望に応えようとします。
ただ、自分が提示した条件と異なる内容が要求されたり、肉体関係NGなのにそれを求めるようなことがあれば拒否するでしょう。
言うまでもありませんが、成人と未成年の交際は厳しいですし、金品で性的な関係に発展するのは法的に問題で処罰の対象になります。
その時になって相手の年齢を知らなかったでは済みませんから、慎重な人は身分証の提示を求めて相手の年齢を確認します。
ママ活には犯罪に発展するようなケースもある
割合的には多くないでしょうが、ママ活には犯罪に発展するようなケースもあるので、初めて会う相手には特に注意が必要です。
SNSのように不特定多数の人と気軽に交流できて会える時代だからこそ、リスクを把握して活動することが問われます。
ママ活で女性が男性を求める場合は、お小遣いの金額を提示したり、何をして欲しいかを添えて募集するケースが殆どです。
食事代別で一緒に食事をして欲しい、カフェでお茶をしてくれる男性を募集など様々です。
定義が曖昧なママ活は内容も多様で女性が男性に何を求めるかもそれぞれですから、愚痴を聞いて欲しい程度の希望もあれば、妻としての役割を一時的に忘れさせて欲しいなど幅広いです。
肉体関係なしのお泊りというニーズもある
肉体関係なしのお泊りというニーズもあるので、本当に内容は多岐にわたり実態を掴むのは難しいです。
とはいえ、自ら実態を語る人は少なくありませんから、内容の信憑性はともかく実態の一部を垣間見ることはできます。
実際に体験した人達によれば内容の多くはデートが中心で、1時間あたりのお小遣いは5,000円くらいです。
拘束時間が長くなる場合は別で、1日中デートとなれば時給制ではなく日給制になり、それも数万円にもなります。
お小遣いの他にプレゼントが贈られることもあって、プレゼントの価格を含むとお小遣いの倍くらいになることも少なくないようです。
経済的に余裕がある女性がママの場合は、買い物の際に1万円札を出して支払い、そのお釣りを男性にあげることもあります。
お小遣いの金額を決める主導権は女性にありますから、男性が金額の交渉を申し出ることはあっても、最終的に金額を決めるのは女性です。
男性が納得できなければ交渉決裂で、デートの約束はなかったことになります。
出会いの切っ掛けもまた様々だといえますが、近年はいわゆるマッチングアプリで出会うケースが増えている印象です。
まとめ
結局のところ、内容が様々なので実態に迫るだけでも精一杯ですが、しかし全容は掴めつつあります。
性的な肉体関係に至るケースは少なく、デートで話しを聞いたり一緒に食事などを楽しむといった内容が中心だと結論づけられます。
言うなれば女性が男性を貸し切る出張ホストで、男性はお小遣いを見返りに女性と一緒に時間を過ごすイメージです。